【映画】銀魂2 掟は破るためにそこにある
評価:★3.5
「パクリギャグ満載」「おふざけ全開」「ちょびっとシリアス」
実写映画版のパート2。
福田雄一監督らしく、オープニングからエンディングまで、随所に織り込まれる、パクリギャグが面白い。
特にお気に入りはエンディング。
映像を見た瞬間、おや?もしや?と思ったら、やっぱりあれか!と思わず突っ込みたくなってしまった(^_^;
その他にも様々なパクリギャグがこれでもかって言うぐらい仕込まれていて楽しい。
ディズニーやピクサーのアニメでも違う作品のキャラクターが映像の中に仕込まれていることは良くあるが、あれは「どう?見つけられた?」というある意味クイズ的な物だ。
しかし、この作品では、それが最前面で主張して、それにキャラクターが突っ込むという展開が、数多く仕込まれている。
内容としては、完全に娯楽映画だし、個人的に福田雄一作品のこういうところが好きでたまらんので、銀魂を知らない自分でも飽きることなく充分に楽しめた作品だった。
ただ橋本環奈のふざけた部分がちょっとわざとらしすぎて、目についた感がある。
原作でのキャラクターもあんな感じなら、納得も出来るのだが、何分知らないので、どうしても気になってしまった。
若手俳優がたくさん出ているので、お目当てを見つけるには手頃な作品だと思う。